コマンドプロンプトでサーバにログインしてファイルを転送する

個人的にあまりやったことがなかったのですが、コマンドプロンプトでサーバにログインしてファイルをアップロードする機会があったので、やり方を調べてみました。

FTPサーバに接続する

まずはFTPサーバに接続をしてみます。
ftpを実行します。

ftp

FTPサーバに接続します。

open 【サーバ名】

ユーザー名とパスワードを聞かれるので入力します。
「User 【ユーザー名】 logged in」のように表示されたらOKです。
 

操作方法

FTPサーバに接続までできたので、次にFTPサーバでのファイルの操作などをいくつか試してみます。
まずはサーバ側の現在地を確認してみます。

pwd

サーバ側の現在地のファイル一覧を表示してみます。

ls

サーバ側の位置を移動する場合は以下のように入力します。

cd 【移動先パスorディレクトリ名】

上記lsコマンドとcdコマンドを使って、ファイルをアップロードするディレクトリまで移動してください。

ディレクトリ移動後、サーバ側でディレクトリを作成して移動してみます。
今回は「test」というディレクトリを作成して、その中にファイルをアップロードするようにしてみます。

testディレクトリを作成します。

mkdir test

作成したtestディレクトリに移動します。

cd test

これでサーバ側の準備は完了しましたので、次にローカルでアップロードするファイルを用意して、ローカル側の位置をそのファイルのある場所まで移動します。
今回はtest.htmlというファイルを用意しました。

lcd 【移動先パス】

実際にローカル側からサーバにファイル転送してみます。

put test.html

lsコマンドでサーバ側のファイルを確認して、test.htmlが入っていればOKです。

次に、今転送したtest.htmlのファイル名をtest2.htmlに変更してみます。

rename test.html

上記を実行すると、変更後のファイル名を聞かれるので入力すればOKです。

リネームしたtest2.htmlをサーバ側からローカルに取得してみます。

get test2.html

ローカルにtest2.htmlが入っていればOKです。

最後にサーバ側のtestディレクトリとtest2.htmlを削除してみます。
まずはtest2.htmlを削除します。

delete test2.html

現在testディレクトリにいるので、一階層上がってからディレクトリの削除を行います。

cd ../

ディレクトリを削除します。

rmdir test

lsコマンドで確認して、testディレクトリが削除されていればOKです。

現在位置の移動と確認

pwd サーバ側の現在地を確認する。
ls サーバ側のファイル一覧を表示する。
cd サーバ側の位置を移動する。
lcd ローカル側の位置を移動する。

ディレクトリの作成と削除

mkdir サーバ側でディレクトリを作成する。
rmdir サーバ側でディレクトリを削除する。

ファイルの操作

put ローカル側からサーバに指定したファイルを転送する。
get サーバ側からローカルに指定したファイルを取得する。
rename サーバ側のファイル名を変更する。
delete サーバ側のファイルを削除する。

 

FTPサーバへの接続を終了する

FTPサーバとの接続を閉じて、ftpも終了する場合は下記コマンドを実行します。

quit

FTPサーバとの接続を閉じて、別サーバにログインする場合(ftpは実行したまま)は下記コマンドを実行します。

close

 

【参考サイト】

 

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