Node.jsのバージョンを管理できるnodenvを、Homebrewを使ってインストールしてみます。
Homebrewのインストールに関してはこちらの記事を参照ください。
インストール
Homebrewを使ってnodenvを「~/.nodenv」にインストールします。
ターミナルを起動して以下コマンドを実行します。
brew install nodenv
シェルにnodenvを設定します。
nodenv init
ターミナルに表示される指示を実行します。
今回は以下のように表示されていました。
# Load nodenv automatically by appending # the following to ~/.bash_profile: eval "$(nodenv init -)"
「eval “$(nodenv init -)”」を「~/.bash_profile」に追加するようにあったので、以下のコマンドを実行しました。
echo 'eval "$(nodenv init -)"' >> ~/.bash_profile
ここまでの変更を有効にするために一旦ターミナルを閉じて、再度起動します。
nodenvが正しく設定されていることを確認するために、以下のコマンドでnodenv-doctorスクリプトを使用します。
curl -fsSL https://github.com/nodenv/nodenv-installer/raw/master/bin/nodenv-doctor | bash
概ね以下のような表示になれば問題なさそうです。
Checking for `nodenv' in PATH: /usr/local/bin/nodenv Checking for nodenv shims in PATH: OK Checking `nodenv install' support: /usr/local/bin/nodenv-install (node-build 3.0.22-4-g49c4cb9) Counting installed Node versions: none There aren't any Node versions installed under `~/.nodenv/versions'. You can install Node versions like so: nodenv install 2.2.4 Auditing installed plugins: OK
ここまででnodenvの準備が完了したので、実際にNode.jsをインストールしてみます。
利用可能なバージョンをリスト表示します。
nodenv install -l
指定したバージョンのNode.jsをインストールします。
nodenv install 【バージョン】
今回は8.0.0をインストールしてみます。
nodenv install 8.0.0
インストールのみだと適用されないので、今インストールしたバージョンを適用してみます。
適用にはグローバル(全体)とローカル(現在のディレクトリ)があり、グローバルに適用するには以下のようにします。
nodenv global 【バージョン】
今回は8.0.0をインストールしているので、以下のようになります。
nodenv global 8.0.0
以下のコマンドで適用したバージョンが表示されたらOKです。
nodenv global
ローカルに適用する場合はまず適用するディレクトリに移動します。
cd 【ディレクトリパス】
移動後、以下のコマンドでローカルに適用します。
nodenv local 【バージョン】
今回の場合は以下のようになります。
nodenv local 8.0.0
以下のコマンドでバージョンが表示されたらOKです。
nodenv local
【参考サイト】
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