microCMSのフリープランで使用できるフィールドを一通り試してみます。
フィールド内容
以下のフィールドが用意されています。
- テキストフィールド
- テキストエリア
- リッチエディタ
- 画像
- ファイル(Starterプラン以降)
- 日時
- 真偽値
- セレクトフィールド
- コンテンツ参照
- 複数コンテンツ参照
- 数字
- インラインフレーム(Businessプラン以降)
- カスタム
- 繰り返し
今回はファイルとインラインフレーム以外を試してみます。
テキストフィールド
1行のテキスト入力ができるフィールドです。
テキストエリア
複数行のテキスト入力ができるフィールドです。
改行は「\n」が入ります。
リッチエディタ
リッチエディタを使った入力ができるフィールドです。
設定できる項目とタグの設定は以下の通りです。
- 段落
- 見出し1(h1)
- 見出し2(h2)
- 見出し3(h3)
- 見出し4(h4)
- 見出し5(h5)
- 段落(p)
- 標準
- 小(span font-size: 0.75em)
- 標準(変更なし)
- 中(span font-size: 1.5em)
- 大(span font-size: 2.5em)
- 太字(strong)
- 斜体(em)
- 下線(u)
- 打ち消し線(s)
- インラインコード(code)
- 背景色(span background-color)
- 文字色(span color)
- 文字揃え
- 左揃え(変更なし)
- 中央揃え(p text-align:center)
- 右揃え(p text-align:right)
- 均等揃え(p text-align:justify)
- 引用(blockquote)
- コードブロック(pre > code)
- 順序付きリスト(ol > li)
- 順序なしリスト(ul > li)
- リンク(a)
- 画像(img)
- 外部サービス埋め込み(下記サービスに対応)
- YouTube
- Vimeo
- Speaker Deck
- SlideShare
画像
画像をアップロードできるフィールドです。
エリアをクリックすると、アップロードのモーダルが開きます。
APIではアップロード後の画像URLを返します。
日時
日時を入力できるフィールドです。
入力エリアにフォーカスを当てると、カレンダーが表示されます。
真偽値
いいえかはいを選択できるフィールドです。
スイッチのUIで表示されます。
APIではtrueかfalseを返します。
セレクトフィールド
設定した項目の中から選択できるフィールドです。
設定によっては複数選択も可能なので、APIでは配列の形式で返します。
コンテンツ参照
別のコンテンツで登録した内容と紐付けることができるフィールドです。
「選択してください」をクリックすると、モーダルで別のコンテンツで登録した内容一覧が表示されます。
選択すると、そのコンテンツの情報を参照するようになりました。
APIでは紐づけたコンテンツの情報をオブジェクト形式で返します。
{ "id": "XXXXX", "createdAt": "XXXXX", "updatedAt": "XXXXX", "publishedAt": "XXXXX", "name": "天音かなた", "birthday": 4.22, "belong": [ "ホロライブ" ] }
複数コンテンツ参照
別のコンテンツで登録した内容を複数紐付けることができるフィールドです。
基本的には先ほどのコンテンツ参照と同じですが、こちらは名前の通り複数選択することができます。
APIでは紐づけたコンテンツの情報を配列形式で複数返します。
[ { "id": "XXXXX", "createdAt": "XXXXX", "updatedAt": "XXXXX", "publishedAt": "XXXXX", "name": "リゼ・ヘルエスタ", "birthday": 5.25, "belong": [ "にじさんじ" ] }, { "id": "XXXXX", "createdAt": "XXXXX", "updatedAt": "XXXXX", "publishedAt": "XXXXX", "name": "アンジュ・カトリーナ", "birthday": 9.3, "belong": [ "にじさんじ" ] } ]
数字
数字の入力ができるフィールドです。
カスタム
カスタムフィールドは少しイメージしにくいですが、複数の入力フィールドのグルーピングのような機能です。
一部の入力項目をまとめたい場合や、後述の繰り返しなどに使用します。
カスタムフィールドは今までのフィールドとは違い、最初のAPI登録の時点では利用できません。
API登録後に、上部メニューの「カスタムフィールド 」から追加を行います。
カスタムフィールド 名とIDを設定します。
カスタムフィールド の内容を設定します。
設定できる項目などはAPI作成時に設定する項目と同じです。
今回はテキストフィールドとテキストエリアを設定してみます。
最後に入力画面で表示するレイアウトを設定します。
入力画面では以下のようになります。
APIではオブジェクト形式で返します。
{ "fieldId": "カスタムフィールドID", "custom-text": "XXXXX", "custom-textarea": "XXXXX" }
繰り返し
カスタムフィールドの繰り返しができるフィールドです。
こちらもカスタムと同じく、最初のAPI登録の時点では利用できません。
カスタムフィールド登録後に、上部メニューの「API設定 」から「APIスキーマ」を選択して、フィールドの追加をします。
フィールドの種類で「繰り返し」を選択すると、登録しているカスタムフィールドから選択ができます。
今回はカスタムフィールドを1つしか作成していないので1つしか選択できませんが、複数のカスタムフィールドを選択して追加することもできるようです。
ただしフリープランの場合、登録できるカスタムフィールドは2つまでになります。
入力画面では以下のようになります。
フィールドを追加で入力エリアを追加できます。
追加後は上下のプラスアイコンで入力エリアを増やせます。
入力エリアの並び替えも可能です。
APIでは配列形式で返します。
[ { "fieldId": "カスタムフィールドID", "custom-text": "XXXXX", "custom-textarea": "XXXXX" } ]
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