直感的にページ編集などを行えるCMS「concrete5」を使ってみました。
今回はさくらインターネットのクイックインストールを使用します。
データベースの作成
サーバコントロールパネルにログインします。

左メニューのアプリケーションの設定 > データベースの設定を選択。

データベースの新規作成を選択。

各項目を入力してデータベースを作成をクリックします。
データベースの文字コードはUTF-8を選択してください。

これでデータベースの作成は完了です。
データベース名や接続用パスワードなどはのちほど使用するので、どこかにメモしておいてください。
クイックインストール
左メニューの運用に便利なツール > クイックインストールを選択します。
クイックインストールのカテゴリメニューからCMSをクリック。

concrete5をクリック。

ライセンスなどを確認してチェックを入れ、各項目を入力してインストールをクリック。

インストールが完了しました。
アプリケーションの設定へ進むをクリックして、concrete5の設定画面へ移動します。

No input file specified.と表示される場合
concrete5の設定画面で「No input file specified.」と表示される場合、php.iniに以下を記述すると解決できるようです。
cgi.fix_pathinfo = 1
php.iniはサーバコントロールパネルの左メニューのアプリケーションの設定 > PHP設定の編集から記述できます。

concrete5の設定
使用言語を選択します。

必須項目など問題なければインストールを続けるをクリック。

各項目を入力してインストールをクリック。

これでインストールが完了しました。
ページ編集
初めての場合は利用ガイドが表示されるので、ナビゲーションの各項目の説明を見てみます。






ページの編集をする場合は、ナビゲーション左の鉛筆アイコンをクリックします。

編集モードに変わりました。
編集できる場所はオンマウスすると緑色の枠で囲われます。

クリックするとメニューが表示されるので、ブロック編集をクリック。

編集画面が表示されるので、内容を変更して保存をクリック。

内容が変更されたのが確認できました。
この時点では実際のページには反映されていないので、ナビゲーションの鉛筆アイコンをクリックします。

左側に「変更を公開」「変更を保存」「変更を破棄」のボタンが表示されました。
「変更を公開」は今行った変更を公開、「変更を保存」は今の編集を保存して編集モードを終了、「変更を破棄」は今の編集を破棄して編集モードを終了します。

一旦保存した後にナビゲーションのプラスアイコンをクリックします。
左側に追加できる要素の一覧が表示されます。

追加したい要素をドラッグアンドドロップで緑色の線部分に移動させると、その部分に要素の追加を行えます。
今回はYouTubeを追加してみます。

URLの指定の他にもループ再生や自動再生の設定も行えます。
設定が完了したら新規をクリック。

YouTubeの追加が行えました。

次にページの追加を行ってみます。
ナビゲーション右から2番目のアイコンを選択して、空白のページをクリック。

空白のページが作成されました。
ナビゲーションのプラスアイコンをクリックして要素を追加してみます。

記事を追加してみます。

ドラッグアンドドロップで追加したい個所へ移動します。

入力エリアが表示されるので、入力して保存をクリックで記事が追加されます。

ページ名などを設定する場合は、ナビゲーションの歯車アイコンをクリックして、コンポーサーを選択します。
各項目を入力して、保存して終了をクリック。

編集モードが終了して最初の画面に戻りました。
この時点では今までの編集は実際のページに反映されていないので、「このバージョンを承認する」をクリックして実際のページにも反映させます。

これで実際のページにも反映されました。
まだざっとしか触れていませんが、ページの編集を直感的に行えて、コードの分からない人でも手軽に編集できそうなので、案件によっては使ってみてもいいかもしれません。
【参考サイト】
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