Storybookで使用するストーリーの読み込み元と、ビルド時の出力先を変更する方法をメモ。
設定方法
まずストーリーを配置するディレクトリの変更ですが、.storybook/main.jsのstoriesの項目で変更できます。
デフォルトでは以下のようになっていて、storiesディレクトリ内のストーリーをロードするように設定されています。
module.exports = { "stories": [ "../stories/**/*.stories.mdx", "../stories/**/*.stories.@(js|jsx|ts|tsx)" ], 〜 略 〜 }
今回はsrc/storybook/内のストーリーを読み込むように変更してみます。
module.exports = { "stories": [ "../src/storybook/**/*.stories.mdx", "../src/storybook/**/*.stories.@(js|jsx|ts|tsx)" ], 〜 略 〜 }
これでstories/ではなくsrc/storybook/内のストーリーを読み込むように変更されました。
次にビルド時の出力先ですが、ビルドコマンドのオプションの「-o」を使うことで出力先を設定できます。
今回はhtdocs/storybook/にビルドされるようにしてみます。
build-storybook -o htdocs/storybook/
package.json内のビルドコマンドを変更します。
{ "scripts": { "storybook": "start-storybook -p 6006", "build-storybook": "build-storybook -o htdocs/storybook/" }, 〜 略 〜 }
下記コマンドでビルドを実行してみます。
npm run build-storybook
これでhtdocs/storybook/にビルドされたことを確認できました。
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