イラストレーターで作成したSVG画像を、アニメーションで表示するように変換するオンラインツールを試してみました。
Lazy Line Painter
SVG画像を作成する
イラストレーターで適当に画像を作成します。
作成が完了したら、 ファイル > 別名で保存 を選択。
ファイルの種類をSVGにして、保存を選択。
SVGオプションを以下のように設定して、OKを選択。
これでSVG画像の作成が完了しました。
SVG画像を変換する
Lazy Line Painterへアクセスします。
ページ下部にある「SVG TO LAZY LINE CONVERTER」に、先ほど作成したSVG画像をドラックします。
SVG画像がアニメーション付きで表示されます。
アニメーションの順番は、イラストレーターで作成したレイヤーの順番になるようです。
こちらで問題なければ、その下にあるコードをコピーします。
これで変換完了です。
変換したコードをページに埋め込む
出力したコードの他に、別途ファイルを読み込ませる必要があります。
ページ上部にある「DOWNLOAD FROM GITHUB」をクリックして、GitHubへアクセスします。
右側の「Download ZIP」からファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを解凍して、jQueryと一緒に読み込みます。
<script src="http://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1.11.1/jquery.min.js"></script> <script src="./jquery.lazylinepainter-1.5.1.min.js"></script> <script src="./sample.js"></script>
sample.jsに先ほど変換したコードを追加しています。
参考にしたサイトを見ているとRaphaëlも読み込むようになっているのですが、
GitHubからダウンロードしてきたファイルだとRaphaëlを読み込ませないで使用しているので、
今回は読み込ませないで使用しています。
HTML
<div id="test"></div>
#testにSVG画像を表示するように設定します。
JavaScript
/* * Lazy Line Painter - Path Object * Generated using 'SVG to Lazy Line Converter' * * http://lazylinepainter.info * Copyright 2013, Cam O'Connell * */ var pathObj = { "test": { "strokepath": [ { "path": "M 456.5,195. L 756.5,195.5 456.5,495.5 z", "duration": 600 }, { "path": "M 544.3,133. L 332.2,345.9 756.8,345.6 z", "duration": 600 }, { "path": "M 606.3,195. L 306.3,195.5 606.8,495.5 z", "duration": 600 }, { "path": "M173,62c0,0,19,56,23,92s17.9,249,53.9,295S396,557,474,538 s153-40,174-96s50-140.3,50-140.3", "duration": 600 }, { "path": "M 704 230 L 738 280", "duration": 600 }, { "path": "M 738 198 L 766 239", "duration": 600 }, { "path": "M267,88c0,0,37-57,60-59s73,71,73,71", "duration": 600 }, { "path": "M333.5,133c0,0-4.5,91-16.5,87s-76-37-66-58s70-42,89-39 s78,49,68,70", "duration": 600 }, { "path": "M498,88c0,0,36-59.1,64-59s89,58,95,66", "duration": 600 }, { "path": "M585,132c0,0-18,87.3-39,88.1c-21,0.9-45-21.1-48-32.1s13-54,25-61 s108-15,116,8s27,64,18,76", "duration": 600 }, { "path": "M438,239c7,4,18,16,16,24s-35,78-31,90s34,45,64,21s31-47,27-54", "duration": 600 }, { "path": "M395,293c15,0,102.6-10,102.6-10", "duration": 600 }, { "path": "M 388 339 L 485 326", "duration": 600 }, { "path": "M363,432c0,0,62.6-28,83.3-28S551,457,551,457", "duration": 600 } ], "dimensions": { "width": 960, "height": 560 } } }; /* Setup and Paint your lazyline! */ $(function() { $('#test').lazylinepainter({ "svgData": pathObj, "strokeWidth": 2, "strokeColor": "#e09b99" }).lazylinepainter('paint'); });
1~75行目までが取得したコード、78~87行目が処理を実行するための記述になります。
詳細な使い方は、先ほどダウンロードしたGitHubに記載されています。
【参考サイト】
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