支給されたデザインデータに含まれるフォントが自分のパソコンにインストールされていなかった場合、デザインソフト上でどういった表示になるのかを確認してみます。
今回はPhotoshop、XD、Figmaの3つで試してみます。
テスト内容
Photoshop、XD、Figmaのそれぞれでテキストレイヤーとアウトライン化したレイヤーを並べて配置したデータを作成して、フォントのインストールされていない環境で開くとどうなるかを試してみます。
今回は以下のような内容で作成して、アウトライン化したレイヤーを上側、テキストレイヤーを下側に配置しています。
フォントはMicro 5を使用しています。
まずPhotoshopの場合、アウトライン化していない方も見た目は保持されたままで、該当のテキストレイヤーにアラートのアイコンがついた状態になりました。
テキストレイヤーを編集しようとすると以下のように表示され、置換を選択すると別のフォントに置き換わります。
次にXDですが、アウトライン化していない場合は見た目は保持されないようでした。
フォントがない場合は左サイドバーの「環境にないフォント」にそのフォントが表示され、フォントのないテキストレイヤーを選択した際にはテキスト情報部分にアラートが表示されます。
最後にFigmaですが、アウトライン化していない場合も見た目は保持され、該当のテキストレイヤー選択時にテキスト情報部分に表記が追加されました。
テキストレイヤーを編集しようとすると以下のように表示され、代替フォントを指定すると別のフォントに置き換わります。
Figmaのデスクトップアプリ版、ブラウザ版ともに挙動は同じようでした。
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