Pythonのデータ型の中からいくつか見てみます。
Pythonのバージョンは3.7.0を使用しています。
文字列(str)
文字列はその名前の通り文字列のデータ型で、シングルクォーテーション「’」またはダブルクォーテーション「”」で括ります。
string = 'str' print(type(string))
type()は型を調べる関数です。
実行すると以下のようになります。
<class 'str'>
整数(int)
整数値のデータ型で、例えば2,4,20などが当てはまります。
integer = 123 print(type(integer))
実行すると以下のようになります。
<class 'int'>
浮動小数点(float)
小数点を持つ数値のデータ型で、例えば5.0,1.6などが当てはまります。
float = 3.14 print(type(float))
実行すると以下のようになります。
<class 'float'>
除算は常に浮動小数点を返すので、整数を除算した場合は割り切れても浮動小数点になります。
calc = 2 / 2 print(calc) print(type(calc))
実行すると以下のようになります。
1.0 <class 'float'>
論理(bool)
真偽値のデータ型です。
boolean = True print(type(boolean))
trueはTrue、falseはFalseのように頭文字が大文字でないとNameErrorになるようなので注意してください。
実行すると以下のようになります。
<class 'bool'>
リスト(list)
値を複数持つデータ型で、JavaScriptなどほかの言語で言うところの配列のようなものです。
全体を大括弧[] で囲って、値をカンマで区切ります。
list = ['a', 2, 'c'] print(type(list))
実行すると以下のようになります。
<class 'list'>
タプル(tuple)
タプルはリストと似ていますが、要素の書き換えができない点が異なります。
全体を丸括弧() で囲って、値をカンマで区切ります。
tuple = ('a', 2, 'c') print(type(tuple))
実行すると以下のようになります。
<class 'tuple'>
辞書(dictionary)
キーと値のペアで管理するデータ型で、JavaScriptなど他の言語で連想配列などと呼ばれるものです。
全体を波括弧{} で囲って、キーと値を キー: 値 のようにして、各ペアをカンマで区切ります。
dictionary = {'name': 'suzuki', 'age': 18} print(type(dictionary))
実行すると以下のようになります。
<class 'dict'>
集合(set)
値の重複が不可のデータ型です。
全体を中括弧{} で囲って、値をカンマで区切ります。
set = {'a', 'b', 'c'} print(set) print(type(set))
実行すると以下のようになります。
{'b', 'a', 'c'} <class 'set'>
【参考サイト】
- pythonのデータ型についてシンプルにまとめてみる
- 3. An Informal Introduction to Python — Python 3.7.0 documentation
- 5. Data Structures — Python 3.7.0 documentation
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