Nuxt.jsでstoreを使用する

Nuxt.jsのstoreディレクトリを簡単に使ってみます。
今回はNuxt 2を使用しています。

サンプルコード

storeディレクトリにindex.jsを追加して、ストアを有効化します。

export const state = () => ({
  counter: 0
})

export const mutations = {
  increment(state) {
    state.counter++
  }
}

pages/index.vueで実際に使ってみます。

<template>
  <div>
    <div>{{ counter }}</div>
    <button @click="increment">+</button>
  </div>
</template>

ステートの表示とボタンクリックでステートの更新を行う想定です。
JavaScriptは以下のようになります。

export default {
  computed: {
    counter() {
      return this.$store.state.counter
    }
  },
  methods: {
    increment() {
      this.$store.commit('increment')
    }
  }
}

this.$store.state.counterでステートの表示、this.$store.commitでステートの更新になります。

次にstoreディレクトリ内にdemoディレクトリを作成して、その中にtest.jsを追加します。

export const state = () => ({
  message: 'Hello'
})

先ほどのデモに表示を追加してみます。

  <div>
    <div>{{ counter }}</div>
    <button @click="increment">+</button>
    <div>{{ msg }}</div>
  </div>

JavaScriptでmessageの呼び出しを追加します。

export default {
  computed: {
    counter() {
      return this.$store.state.counter
    },
    msg() {
      return this.$store.state.demo.test.message
    }
  },
  methods: {
    increment() {
      this.$store.commit('increment')
    }
  }
}

store/demo/test.jsのステートのmessageを呼び出す場合、this.$store.state.demo.test.messageのようになります。

参考サイト

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